調査の方法

標本抽出法
調査の母集団:全国の有権者
標本の抽出枠:全国の固定電話加入世帯または携帯電話加入者
標本の大きさ:約2000
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  1. 日本で使用されている固定電話の全ての局番の下に4桁の加入者番号(0000~9999)を想定する。
  2. 約2億3000万の電話番号の集合ができあがる。
  3. 携帯電話の場合も同様に日本で使用されている番号の集合(約2億3000万)を作る。
  4. 固定電話と携帯電話で作成した集合から1万3~4000個の電話番号を無作為(ランダム)に選出する。
  5. こうして抽出した電話番号標本のうち、現在使われていない番号を自動判定システムで除去します。
    この結果、平均的に5000件の稼動番号が得られ、この電話番号に日経リサーチのオペレーターが電話をします。
  6. すべての電話をかけた結果、約2000件が会社の電話などでなく、世帯や個人であることが経験的に期待できます。
    固定電話ではこの世帯のうち有権者のいることが確認された世帯が調査対象となります。
  7. 調査対象となった世帯のうち、約900件以上の協力を得ることを目標とします。
  8. 上記のような標本抽出法をRDD法といいます。RDD は「Random Digit Dialing」(乱数番号)の略語で、固定電話においては電話帳に自宅の電話番号を掲載している世帯も掲載していない世帯も含めて、すべての世帯電話番号から無作為標本を作ることができる点が特徴です。
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調査実施法
固定電話の場合
  1. 約2000件に対して電話をかけさせていただきます。
  2. 世帯電話でない場合は、調査協力を依頼しません。
  3. 世帯電話の場合はオペレーターが調査の趣旨を説明してご協力をお願いします。
  4. ご協力いただける場合には、世帯内の有権者の人数を確認させていただきます。
  5. 有権者の人数以下の整数乱数を発生させ、「年齢が上から○(乱数)番目の人」というように、回答していただく方を決めさせていただきます。
  6. 回答者が電話に出た方である場合は、そのままアンケートを始めさせていただきます。
  7. 回答者が別のご家族である場合は、電話口に交代していただき、質問を始めます。
    回答者がご不在の場合にはご帰宅の時刻を確認した上で、時間をおいて再びお電話させていただきます。
    いったん決まった回答者を変更することはできませんのでご了承ください。
  8. 携帯電話の調査と合算して集計するため、携帯電話の回線数などをおうかがいします。
携帯電話の場合
  1. 約3000件に対して電話をかけさせていただきます。
  2. 店舗・法人の代表電話でなく個人でお使いの携帯電話の場合、調査の協力を依頼します。
  3. 電話に出た方の状況を確認します。運転中、お仕事中等の場合は改めてお電話いたします。
  4. 固定電話の調査と合算して集計するため固定電話の回線数などをおうかがいします。